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  • 2012.07.08 Sunday
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不毛地帯 第4 話〜立ち止まらせた踏切


JUGEMテーマ:不毛地帯

遂に10%を切った、第4話です。
まぁでも……テンポが好きですね。あんまりパンパン進むのも微妙だし、マンネリ化しても困るし。
連ドラの利点を上手く掴んでいる気がします。


川又(柳葉敏郎)の遺体確認シーンでは、文面でも目を逸らしたくなるグロテスクな表現が羅列されていましたが、そこはさすがに程よく仕上げられていました。
その引き裂かれた遺体が、壱岐の心を表していた気がしたのでもう少し強調しても良かったかな……と。


川又は、最期の瞬間に何を思ったのでしょうか。
……絶望?

彼はゆっくりと歩を進め、立ち止まって、振り返り、まばゆいテールライトに目を細めた。
ライト(=正)に対して、身体を張ってぶつかっていったんじゃないでしょうか。
自殺ではなく、酔って現実が分からなくなっている彼の中で、それでもはっきりと輪郭の見えた真実の行動だったのでは。

(♪ 現実の〜その先に 真実の〜夢をこの手に〜bySMAP)

何であれ、残されたものそれぞれの苦悩は変わらない。
自分を忘れたまま、ただ目を瞑って走り続けていた壱岐(唐沢寿明)は、一つの踏切の前で不意に立ち止まった。

抑留中の回想を頻繁に入れないのは、敢えてでしょうか。
まだ彼は、思い出して自分を戒めるのではなく、ただ封印したい負の記憶としてそこから逃げている。
それを表しているのかもしれません。

そう、立ち止まった瞬間、壱岐は――あの地獄の日々を思い出して、川又に強く静かに謝った気がしました。
自分の仕事が彼を追い込んでしまったこと,追い詰められた旧友の心にあいた穴に気付けなかったこと,そして、そうさせたこの世界を。

闇の中で街頭に照らされた壱岐は、“正”で輝いていたように見えました。


このドラマ、妙なアングルが目立ちます。
4話でも鮫島のオフィスシーン等数シーンが、斜め45度撮り。
歪んだ心を表しているようで、痛々しかったです。まぁ、カメラアングルだけでそこまで深読みして「痛々しい」とか言ってる私の方が「イタイ子」になってきそうで怖いですが。

一番良かったのは、記者(阿部サダヲ)に声をかけられて、無視して歩く壱岐を正面から撮った絵。
崩れない壱岐の鋭い顔。反面、徐々に揺れを大きくしていくカメラ。
唸らされました、ハイ。
『ブザー・ビート』第5話の直輝(山下智久)の1人バスケシーンを思い出しました。


ところで、ラッキードの次の仕事は……なんでしたっけ?
アメリカ支店?
あ、思い出しました。予告でやってましたね、業務本部。
ということは、しばらくは大仕事よりも社内確執の方を重点的にやるのでしょうか。
黄さんも出てきてた気がするし、2回休憩中の兵頭(竹野内豊)&紅子(天海祐希)も出始めてた気がするし、活気を取り戻した楽しそう(?)な予告でした。


芦田,小出,そして川又という大量の犠牲を敷いて勝ち進めた仕事。
壱岐自身も、無我夢中で這いあがり、立ち止まって、本当の自分がいる場所へと飛び降りようとした。

しかし彼は、まだまだ上り続ける。
上へ、上へ、泥水が見えさえしないところへ。
それにはもう、本当の自分を見失うのじゃなく、見捨てて行かなくちゃならない

そんな悲しい――話なのかも、しれません。

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